あの悪夢から約1年、新しいカタチの有観客ライブ。
2020年2月26日。
この日は「EXILE PERFECT LIVE 2001→2020 」の京セラドーム公演のはずだった。
しかし、新型コロナウイルスの影響で当日に公演中止が決定。
その後6月には年内の予定していたライブが全公演中止になった。既に情報解禁されたもので168公演。
その後発表できなかった公演も含め、計334公演が中止になっていたとリリースがあった。
その後オンラインライブが開催されたり、LDHのエンターテイメントが止まる事はなかったけれど、
結果的に中止になる前日、2月25日のライブが当時の体制のEXILEのラストライブとなってしまった。
その後、2020年11月10日に有観客ライブの実施が発表された。
念願の有観客だった。
しかしそれすら順調に開催は出来ず、延期を重ねて、2021年3月10日、やっと有観客ライブが開催された。
「EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 “RISING SUN TO THE WORLD”」
偶然にもツアーの初日に足を運ぶことが出来た。
2年ぶりに肉眼で観た大好きな人達は変わらず輝いていた。
あのオープニングのやたら作り込まれた映像も、推しが動きすぎるせいでどこを見ればいいか分からなくなる現象も懐かしかった。
間隔の空いた席は意外と快適で、歓声がないからこそボーカルの声がよく響いて、普段なら聞こえないフラッグを振る音が聞こえてきた。
演者も観客も制限のある中でのライブだったから、以前のライブと全く同じ満足度かと言われれば少し違うかもしれない。
でもやっとスタートラインに立てたんだ。
若いグループはホールツアーが始まっているし、私の大好きなEXILEやEXILE THE SECONDもきっと単独を控えているはず。
黒木啓司さんの言葉を借りるなら、この1年はEXILEのエンターテイメントを立て直す1年。
ピンチをチャンスに変えるのがEXILEだから。
だから、どうしようもなく大好きなんだ。